農薬が入っている野菜と入ってない野菜、どっちが良いの?
体の事を考えて食べ物に気を使っている人は多いと思います。
特にお子様がいると成長や健康の事を考えて、口に入れるものは安心安全な物にこだわりたいと考えると思います。
だからスーパーや八百屋さんでは農薬を使っていない野菜や果物を購入するようにしている親御さんも多くいるでしょう。
そして、農薬を使っている物と使っていない物、どちらが良いのかは自分たちの判断もありますが、ネットなどを見てみると農薬を使っているから危ない、無農薬も危険だなど、どちらについても危険と書いてあるので分からなくなってしまいます。
農薬を使っている野菜は危険?
多くの方が農薬は危険なものだと考えているでしょう。
その理由の多くは、薬物だから過剰に取り過ぎると体に良くないなどマイナスなイメージを持っていると思います。
ですが、実際は農薬を作っている段階で安全チェックなどを行ってますし、適切な量を使えば体に影響もないです。
また、時間が経つにつれて野菜に入っている農薬の量も自然と減っていきますし、野菜を出荷する際にもきちんと残留農薬を調べているので安全なのです。
無農薬は農薬0とは限らない?
無農薬野菜だから絶対に肥料や農薬を使っていないと思っていませんか?
ですが、実際には入っている場合もあるのです。
例えば、自分の畑で使っていなくても、近隣の畑から使っている農薬が飛んでくる可能性もありますし、土に農薬が残っている事も考えられるのです。
ですので必ずしも0ではない事を覚えておいて下さい。
虫がたくさんついている?
無農薬野菜は、農薬を使わないので虫が寄ってきてしまいます。
虫が食べるほど美味しい野菜とも考えられますが、実際には菌や害虫などがたくさん付いているという事になります。
ですので、無農薬だから安全だと思って野菜をあまり洗わずにサラダなどで食べてしまうと、菌や寄生虫が体の中に入ってきてしまう可能性もあるのです。
日本での報告は少ないですが、稀に命を脅かすくらいの害を与える寄生虫も存在するので注意が必要です。
実際、回虫という寄生虫により毎年6万人くらいの死者が世界中で確認されています。
無農薬が安全だと考えてきた人にとっては衝撃的かもしれませんが、無農薬野菜にも危険があるのです。
ですが、きちんと洗ったり熱処理をすれば防ぐ事が出来ます。
なので、私たち食べる側の人間は無農薬野菜にもデメリットがあるという事を覚えておかなければいけません。